SuperChatger

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1メートルの距離を、
こえるために。

はじめまして。SuperChatger を開発・運営している NTK です。ひとりのテスラ乗りであり、昼は東京の AI スタートアップの CEO をしています。このサービスは、大きな事業計画から生まれたものではありません。ある充電スポットでの、ちいさな「もどかしさ」から始まりました。

はじまりは、静かな加速だった

テスラを買いました。はじめてアクセルを踏んだときの、あの滑らかで静かな加速。ガソリン車では味わえない未来の感触に、すっかり心を奪われました。街を走るのが、少しだけ誇らしくなる。そんな車でした。

けれど、テスラには他の車にない時間があります。充電の時間です。スーパーチャージャーにプラグを挿すと、そこから15分、30分。SNSを一周して、メールを2本返して、それでもまだ余る。何かを始めるには短く、ただ待つには長い——宙に浮いたような時間です。

隣のテスラが、いつも気になっていた

そしてふと、顔を上げる。隣のストールにも、同じテスラが停まっている。ルーフボックスを付けた白いModel Y。どこへ行くんだろう。あのホイール、かっこいいな。乗り心地はどうなんだろう。同じ車を選んだ人が、1メートルの距離で、同じように待っている。

気になって、仕方がない。でも——私は、とてもシャイなのです。窓を開けて「こんにちは」と声をかける、その一歩が、どうしても踏み出せない。目が合えば会釈くらいはする。でもそこから先へは進めない。結局いつも、また自分のスマホの画面に目を落とす。充電が終わり、静かに走り去っていく隣の車を、見送るだけでした。

いちばん近くにいるのに、いちばん遠い。
この1メートルは、きっと私だけの距離じゃない。

みんな、同じ静けさの中にいる

ある日、気づきました。この「気になるのに、話せない」もどかしさは、たぶん私だけのものじゃない。車という快適でプライベートな空間の中で、みんな同じように、ちょっとした好奇心と、ちょっとした孤独を抱えている。話しかける勇気も、話しかけられる覚悟も、そう簡単には持てない。

海の上では、すれ違う船同士が自然と手を振り合うそうです。同じ航路を選んだ者同士の、それ以上は踏み込まない挨拶。あの距離感が、ちょうどいい。話しかけなくても、つながれる方法があればいいのに——そう思いました。

だから、つくることにした

私の本業は AI スタートアップの経営です。テクノロジーで人と人、人と情報の距離を縮めるのが、日々の仕事です。それなら、この1メートルの距離だって縮められるはずだ。声も、勇気も、フォロワー数もいらない。話したい人同士だけが、そっとつながれる場所をつくろう。そう決めて、休日の充電時間に、少しずつコードを書き始めました。それが SuperChatger です。

鳴り止まない通知も、いいねの競争も、飾り立てるプロフィールもありません。あるのは、その場所と、そこに居合わせた人の声だけ。あなたの残した一言は、次にそのスポットへ来る誰かの「足あと」になり、去年の投稿に今日、返事が届くこともあります。近くに誰もいない夜でも、充電中ラウンジを開けば、全国のどこかで充電している誰かとリアルタイムに話せます。

次の充電が、少し楽しみになりますように

シャイな私が、シャイなままでも、隣のテスラと話せたらいいのに。その願いから生まれたのが、このサービスです。同じ車を選んだあなたの充電時間が、待つだけの時間から、少しだけ心の通う時間に変わったら——これ以上うれしいことはありません。

開発・運営
NTK

東京の AI スタートアップの CEO で、ひとりのテスラ乗り。シャイな性格をこじらせて、 とうとうこのサイトまで作ってしまいました。ご意見・ご感想は管理者に連絡からお気軽にどうぞ。

次の充電から、さっそく。